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ツールペタ。ちぢれtools

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ツン「ずっとずっと、そばにいます」

秘書「世界を御統べなさいませ」に登場するツンと幼女の物語。
他のSSスレの途中でリサイクルで書きました。


299 :ちぢれ:2010/03/28(日) 20:45:56.75 ID:gY5UM1lH0
ツン「……え」

男「だから、……えっと、ごめんなさい」

ツン「……そんな……」

男「好きな人、いるんだ。……ごめん」

ツン「じょ」

ツン「冗談にきまってます、何をいってるんですか」

ツン「ふふふっ、お、男さんったら……わ、私が男さんのことなんか、好きになるわけっ」

男「……だよね」

ツン「……へ?」

男「そうだと思ったんだーっ」

男「いやぁ、まさかあのツンさんが告白してくれるなんて、嘘みたいだったから」

男「ぜったい、これ何かあるだろーって!!」

ツン「……」

男「いやー、よかったよかった。もー、心臓に悪いからよしてくださいよ!!」
300 :ちぢれ:2010/03/28(日) 20:49:20.75 ID:gY5UM1lH0
 帰り道

ツン「……振られた?」

ツン「振られたの?」

ツン「……」

ツン「よく、分からない」

ツン「……」

 ドンッ

幼女「いちち……」

ツン「あら」

幼女「うーっ……いたい…」

幼女「どうしてそんなところにたってるの?ぶつかっちゃったよぉ」」

ツン「(勝手にぶつかってきたくせに。……本当に子供はバカね」


302 :ちぢれ:2010/03/28(日) 20:52:20.35 ID:gY5UM1lH0
幼女「むー」

ツン「なに?」

幼女「おねーさん、ひま?」

ツン「ま、まぁ……」

幼女「じゃー、わたしといっしょにあそぼー」

ツン「……」

幼女「……やだ?」

ツン「お姉さんは、忙しいんです」

ツン「子供のあなたに付き合ってる暇は……」

幼女「……うっ……」

幼女「よーじょのこと、きらいなんだ……」

ツン「……」



305 :ちぢれ:2010/03/28(日) 20:56:43.73 ID:gY5UM1lH0
幼女「だっていま、ひまなのにいそがしーっていった」

ツン「……あ」

幼女「うそつき」

ツン「……」

幼女「よーじょうそつききらい」

ツン「嫌いで結構です!!」

幼女「……ぅ……」

幼女「うぇっ……」

ツン「……ぐっ」

ツン「(このままでは泣かれてしまう)」

ツン「(卑怯よ……泣き落としなんて卑怯…。これだから子供は)」

ツン「わ、わかったから……ほ、ほら公園行きましょ!公園!」

幼女「わーい!!」

ツン「……」



307 :ちぢれ:2010/03/28(日) 21:07:14.73 ID:gY5UM1lH0
幼女「なにしてあそぶー?」

ツン「はぁ……。やっぱり遊ぶの?」

幼女「あそぶあそぶ」

ツン「……ふぅ」

ツン「なんでもいいよ」

幼女「えー」

ツン「あそんでもらえるだけ、ありがたく思いなさいよ」

幼女「ちえ」

幼女「……じゃあ、ブランコ」

ツン「はいはい」




309 :ちぢれ:2010/03/28(日) 21:11:16.92 ID:gY5UM1lH0
 ギーコギーコ

幼女「……つまんない」

ツン「なんで」

幼女「だって、よーじょひとり」

ツン「しょうがないでしょ。ブランコなんて、一人で乗るものなんだから」

幼女「……」

幼女「むす」

ツン「……ふぅ」

ツン「わかった。……押してあげる」

幼女「ほんと!?」パァァァ

ツン「う……」

ツン「ほんと、ほんと。あはは」

幼女「わーっい、わーっい!!」




311 :ちぢれ:2010/03/28(日) 21:15:45.56 ID:gY5UM1lH0
 ギィッ ギィッ

ツン「……んしょ」

幼女「ふふふっ」

 ギィッ ギィッ

ツン「……んしょ」

幼女「あははっ!」

ツン「こんなんでたのしいの?」

幼女「たのしいよっ!!」

幼女「だって、おねーさんがおしてくれてるーっ!!」

ツン「……ふーん」

ツン「(子供はいいよね。……この子、悩みとか無さそう)」




313 :ちぢれ:2010/03/28(日) 21:22:17.67 ID:gY5UM1lH0
ツン「ねぇ」

幼女「……んー?」

ツン「今、何歳?」

幼女「ろくさいだよっ」

ツン「ふーん」

幼女「おねーさんは?」

ツン「ジューナナ」

幼女「わー、すごいおねーさん。かっくいーっ」

ツン「……なんだそれ」

幼女「にひひーっ。……もっともっと!!」

幼女「たかくにいきたいーっ!!」

幼女「ジェットコースターみたいに!!」

ツン「はいはい」





316 :ちぢれ:2010/03/28(日) 21:27:12.13 ID:gY5UM1lH0
幼女「あはははっ!!」

ツン「……ん、しょ」

幼女「もっともっと!!」

ツン「これ以上はあぶないよ」

幼女「だいじょぶーっ!!」

ツン「もうちょっとだけだよ」

ツン「んっ……しょっ!」

 ブンッ

幼女「キャーーッ!!」

ツン「ほら怖い」

幼女「全然へーきぃっ!!」

ツン「……あ、そう」

幼女「たーのしーっ!!」

317 :ちぢれ:2010/03/28(日) 21:34:14.03 ID:gY5UM1lH0
ツン「……ふぅ…」

ツン「もう、これでいい?」

幼女「えー、もうおわりー?」

ツン「お姉ちゃん、疲れちゃった」

幼女「……ぶぅ」

ツン「(むか)」

ツン「(ほんとわがままだなー)」

ツン「もう!せっかく遊んであげたのに」

ツン「遊んでもらったら『ありがとう』でしょ?」

ツン「それくらいも親から教えてもらってないの?」

幼女「……」ジッ

ツン「な、なに……」

幼女「ありがと、おねえちゃん」

ツン「う…」

ツン「わ、わかればいいのよ。……分かれば」

318 :ちぢれ:2010/03/28(日) 21:42:03.70 ID:gY5UM1lH0
幼女「……」

ツン「(どうして黙ってるのよ……さっきまで煩いくらいだったのに)」

幼女「……ねぇ」

ツン「うん?」

幼女「つぎはなにしてあそぶ!?」

ツン「……はぁ」

幼女「どうするどうする?」

ツン「砂場でも行く?」

幼女「うんうんっ!!」

幼女「じゃあ、すなばまできょーそーっ!!」

 テッテッテッテ

ツン「あ、……こら、まてっ!」

319 :ちぢれ:2010/03/28(日) 21:49:18.74 ID:gY5UM1lH0
幼女「じゃーおだんごつくるね!!」

ツン「はいはい」

幼女「んしょ、んしょ」

ツン「……」

幼女「んしょ、んしょ」

ツン「……」

幼女「おねーちゃんもつくらないのー?」

ツン「お姉ちゃんは、手が汚れるのがイヤなの」

幼女「ぶーっ」

ツン「はいはい。……今、お水汲んで来てあげるから」

ツン「そのほうが、よく固まるでしょ?」

幼女「うんっ、ありがとおねーちゃん!」

ツン「はいはい。ちゃんとお礼言えたね偉い偉い」

幼女「えへへーっ」

320 :ちぢれ:2010/03/28(日) 21:55:00.41 ID:gY5UM1lH0
ツン「そうそう、落ちてるお菓子の袋なんかで水汲むんだよね」

 ジャーッ

ツン「……」

ツン「……」

 ジャーッ

ツン「(あぁ……)」

ツン「(何してるんだろう、私)」

ツン「(なんか……、みじめ)」

ツン「……」

ツン「水、これくらいでいいかな」

ツン「……」

ツン「(くだらない)」

321 :ちぢれ:2010/03/28(日) 22:04:54.68 ID:gY5UM1lH0
ツン「水、くんできたよ」

幼女「ありがとー、おねーちゃん!!」

ツン「……」

 ジャババババッ

幼女「わーいっ。おだんごいっぱいつくるぞーっ!!」

ツン「(……なんでそんなに無邪気に笑えるの?)」

ツン「(そんなくだらない事に、なんでそんなに夢中に笑えるの?)」

ツン「(うらやましい)」

ツン「(私が、この子ぐらいの年齢だったときには……)」

幼女「できたーっ」

幼女「みてみてっ、これおいしそーっ」

ツン「……」

幼女「たべてっ!!」

幼女「たべてーっ!!」

322 :ちぢれ:2010/03/28(日) 22:11:02.69 ID:gY5UM1lH0
ツン「……」

幼女「……おねーちゃん?」

ツン「……すごいね。まんまる。かわいく出来てる」

幼女「うんっ!えへへーっ」

ツン「いただきます」

ツン「もぐもぐ」

ツン「うん、おいしい!!」

幼女「やったあ☆」

幼女「よかった。もっと作るね!!」

ツン「……」

ツン「(ほんとに、うらやましい)」

ツン「(こんな、うそっこで喜んで)」

ツン「(嘘をウソと疑いもせず)」

ツン「(……男君に、この娘ぐらいの純真さがあったなら)」

ツン「(付き合えたのかなぁ……)」

323 :ちぢれ:2010/03/28(日) 22:25:57.00 ID:gY5UM1lH0
兄「あー、おい、幼女。探したぞ」

幼女「あー、みつかっちった」

ツン「(……あらあら)」

兄「だめだろー、勝手に家出たら」

幼女「だってー、つまんなかったんだもん」

幼女「おねーさんがあそんでくれて、たのしかった!!」

兄「そーかそーか、よかったな」

兄「……どうもすいません。幼女がおじゃましたようで」

ツン「い、いえ……」

ツン「えっと……お兄さま、ですか?」

兄「……ははっ」

ツン「えっと…」

兄「いえいえ、すいません。……よく、間違えられるんです」

兄「……僕は、幼女の父です」


326 :ちぢれ:2010/03/28(日) 22:31:55.10 ID:gY5UM1lH0
ツン「…お、お若い……ですね?」

兄「えぇ、まぁ……。それもよくいわれます」

兄「おい、幼女。もーかえるぞ」

幼女「やだぁっ!!」

幼女「やだやだぁ。もうちょっとあそぶー!!」

兄「……ふぅ」

兄「なんだか、すいません。……御迷惑おかけしました」

ツン「いえ……」

兄「すいません、あいつ……俺に似てわがままに育っちゃって」

ツン「そんな」

ツン「……素直で良い子です」

兄「はは、……あいつの母親が喜びます」


327 :ちぢれ:2010/03/28(日) 22:42:43.31 ID:gY5UM1lH0
兄「最近は仕事が忙しくて、幼女にかまってやれなかったんです」

兄「今日は無理矢理休みを入れて、一緒に遊ぼうと思ったのですが」

兄「どうも、嫌われてるみたいで……、家から逃げられる始末です」

ツン「……はぁ」

兄「おっと……すいません。愚痴を聞かせてしまいましたね」

ツン「いえ、……別に」

兄「職業柄、あまり愚痴がこぼせないんですよ」

兄「……娘の心配の一つや二つ、本当ならいつでもこぼしたいんですけどね」

ツン「……」

黒服「……閣下」

ツン「ひっ!?」

兄「……ふぅ…」

ツン「(な、なにこの人っ!?ど、どこから沸いて出たのっ!?)」

328 :ちぢれ:2010/03/28(日) 22:46:42.53 ID:gY5UM1lH0
黒服「……」ゴニョゴニョ

兄「……ん、分かった」

黒服「早急に」

兄「……」

兄「幼女、……帰ろう」

幼女「やだ!!」

兄「そんなこと言わずに。……お父さんと一緒に、お家へ帰ろう」

幼女「やだやだやだ!!!」

幼女「……おとーさんといるより、おねーちゃんといるのがたのしーっ!!」

ツン「よ、幼女ちゃん。……そんなこといっちゃ」

兄「……いいんですよ」

兄「失礼。お名前をお聞きしてよろしいですか?」

ツン「……ツン、っていいます」

兄「ツンさん、ですね」


330 :ちぢれ:2010/03/28(日) 22:53:44.81 ID:gY5UM1lH0
兄「では、ツンさんにお願いします」

兄「……どうか夜まで、幼女の事をお願いできませんか」

ツン「……そんなこと、いきなり言われても」

兄「無礼は承知の上です」

ツン「……」

兄「では、こうしましょう」

兄「……幼女と、お友達になってあげてください」

ツン「……え?友達?」

兄「はい。……今日は、その友達である幼女と、夜まで遊んで欲しいのです」

ツン「ごめんなさい。……ちょっと、話がつかめない」

兄「……悪いようにはしません。いえ、きっと、あなたにとって、良い結果をもたらすでしょう」

兄「お金だとか、地位だとか、即物的なものをあなたに差し上げるのは簡単ですが」

兄「幼女と友達になっていただけるのであれば、……もっとすばらしい何かが、あなたにもたらされるでしょう」


331 :ちぢれ:2010/03/28(日) 23:00:02.08 ID:gY5UM1lH0
ツン「あの、……宗教か何か?……それなら」

黒服「閣下、お時間が」

兄「……おい、大事な方の前だ」

黒服「……」

ツン「……わかりました」

ツン「あなた方が何者だろうと、あの娘には罪はないです」

ツン「ただし、……夜までですよ」

兄「ありがとう」

兄「……夜になったら、この名刺に書かれてる番号にお電話ください」

ツン「……」

兄「では、……お願いします。本当にありがとう」

兄「行くぞ」

黒服「は」

幼女「……」コネコネ

ツン「(この娘、……お父さんのこと、嫌いなのかな……)」

332 :ちぢれ:2010/03/28(日) 23:04:05.19 ID:gY5UM1lH0
ツン「……ねぇ」

ツン「どうしてお父さんに付いていかなかったの?」

幼女「……」

ツン「……答えたくないの?」

幼女「おだんごいっぱいつくった」

幼女「……たべて」

ツン「……」

幼女「たべて」

ツン「うん」

ツン「……おいしそう。いただきます」

幼女「……」ジッ

ツン「ぱくぱく、むしゃむしゃ」

ツン「おいしい」

幼女「……うっ……ぐすっ……」ポロポロ

ツン「……幼女ちゃん…」

333 :ちぢれ:2010/03/28(日) 23:10:35.76 ID:gY5UM1lH0
ツン「……」ナデナデ

幼女「……おとーさんの、ばか」

幼女「ばかばかばか」

ツン「(なんでこの娘はお父さんの事を嫌うんだろう)」

ツン「(仕事で忙しいのはともかく、すごく、良い人そうなのに)」

幼女「……ぅ…、ひっ……ひっく…」

ツン「服も顔もびちょびちょ」

ツン「ふふっ。……おねーちゃんと、お風呂入ろうか?」

幼女「……おふろきらい」

ツン「そんなこと言ってたらダメ。綺麗な女の子になれないよ」

幼女「きれー……」

ツン「そうそう。お姉ちゃんは、毎日お風呂に入ってるから、こんなに綺麗なんだよ?」

幼女「わたしもおふろにはいれば、おねーちゃんみたくなれるのー!?」

ツン「(真にうけてる……。喜んでいいのやら……)」

334 :ちぢれ:2010/03/28(日) 23:17:55.98 ID:gY5UM1lH0
 ツン宅

ツン「(親が帰ってくるのが夜遅くでよかった)」

ツン「(こんなちっさい娘連れて帰ってきたら、何いわれるか……)」

幼女「わーいっ!!」

 ドタドタドタ

ツン「こらっ!!人の家に入ったら、まずは『おじゃまします』でしょ!?」

幼女「おじゃましまーっすっ!!」

ツン「……もぅ」

ツン「(大分あの娘のテンションに慣れてきた)」

ツン「(夜まで、か……)」

ツン「(一体、あの人は何者で)」

ツン「(幼女ちゃんは、いったい……?)」



337 :ちぢれ:2010/03/28(日) 23:26:46.32 ID:gY5UM1lH0
ツン「はい、バンザーイ」

幼女「ばんじゃーいっ!」

ツン「よしよし、……下は自分で脱げる?」

幼女「よーじょできる!!」

幼女「んしょ、んしょ」

ツン「(きれいな肌……。白くて、きめ細かくて)」

ツン「(……幼いから当たり前か。でも、きっと将来可愛い娘に育つんだろうな)」

幼女「ぬげたーっ!!」

ツン「えらいえらい。……じゃ、はいろっか」

幼女「うんっ!!」

338 :ちぢれ:2010/03/28(日) 23:32:18.30 ID:gY5UM1lH0
 チャポーン

ツン「ゆっくりでいいよ。……ゆっくり、ゆっくりー」

幼女「うぅ……」ブルブル

ツン「あつい?」

幼女「ちょっと…」

ツン「ちょっとならガマンガマン。おねーちゃんは肩まで浸かってるよ?」

幼女「……うん」

幼女「んっ……」ブルブル

 チャポンッ

幼女「ふひぃーっ」

ツン「ちゃんと肩まで浸かれたね。えらいよっ。……じゃあ、10かぞえよっか」

幼女「うんっ!」

幼女「いーち、にー、さーん、しーっ」

339 :ちぢれ:2010/03/28(日) 23:39:02.50 ID:gY5UM1lH0
幼女「はーち、きゅー、じゅーっ!」

ツン「じゃあ、出ようか?」

幼女「あちゅぃーっ」

ツン「次は体ゴシゴシするよーっ」

幼女「はーいっ」

ツン「じゃあ、じっとしててね。お姉ちゃんが体洗ってあげるから」

幼女「うんっ」

 ゴシゴシゴシ

幼女「ふひゃひゃっ、あひゃひゃひゃ」

ツン「ありゃ。くすぐったい?」

幼女「く、くすぐったいぃっ……むずむずするぅっ!!」

ツン「ごめんごめん。これはどう?」

幼女「うににゃにゃにゃっっ、ふふふっあひゃひゃはーっ」

ツン「へんな笑い声っ!」

幼女「や、やめてーっ。おねーちゃんっ……ふふっ、あはははっ!!」


341 :ちぢれ:2010/03/28(日) 23:49:07.59 ID:gY5UM1lH0
幼女「もーっ、わらいすぎておなかいたいーっ」

ツン「ごめんごめん」

幼女「じゃー、よーじょもおねーちゃんにゴシゴシするっ!」

ツン「……じゃあ、頼もっかな」

幼女「えへへーっ」

 ゴシッ ゴシッ ゴシッ

幼女「んしょ、んしょっ」

ツン「大変じゃない?」

幼女「うんっ、たのしーっ!」

ツン「そっか」

幼女「んしょ、んしょっ!」

ツン「……ねぇ、幼女ちゃんはさ。いつも誰とおふろに入ってるの?」

幼女「えー?……んっと」

幼女「めーどさんとか!!」

ツン「め、……めーど?」

342 :ちぢれ:2010/03/28(日) 23:56:40.10 ID:gY5UM1lH0
幼女「そー、めーど!!」

ツン「ふ、ふーん……」

ツン「(めーど……?メイド……?まさか、ね……?)」

ツン「め、めーどさんって、お母さん?」

幼女「ちがうよ」

ツン「そ、そう……」

幼女「……おかーさんたちは嫌い」

ツン「……え?」

ツン「(お母さん『達』?)」

ツン「(どういうこと……?えっ?えっ?)」

幼女「んしょ、んしょ。……どーですか?」

ツン「う、うん。ありがとう。……じゃあ、流そうかな」

幼女「あーいっ」

343 :ちぢれ:2010/03/29(月) 00:03:54.38 ID:gY5UM1lH0
幼女「ふぃーっ…ぶるぶる」

ツン「きれいになったね。でもしっかり体拭くんだよ?風邪ひいちゃうからね」

幼女「わかったぁっ!」

幼女「んしょんしょ」

 ブォォォォッ

幼女「きゃあっ!」

ツン「あははっ、ドライヤー攻撃っ!!」

幼女「ひあああっ、きもちーっ!!」

ツン「ぶんぶんぶーんっ!!」

幼女「わーっ!よーじょもやるーっ!!」

ツン「いいよ。でも火傷しちゃうからあんまり近づけないでね」

 ブォォォォッ
 
幼女「あははっ、たのしーっ!!」

344 :ちぢれ:2010/03/29(月) 00:11:40.77 ID:2qRy4KHr0
幼女「~~♪」

ツン「幼女ちゃんミルク好き?飲んでおなか壊したりしない?」

幼女「すきーっ!だいじょぶ!!」

ツン「じゃあ、いまミルク注いであげるから、そこのテーブルで待ってて」

幼女「うんっ!」

ツン「(はは、……なんか、変なの)」

ツン「(幼女ちゃんといるときの私、普段の私とは、全然違うみたい)」

ツン「(なんか……いっしょに楽しんじゃってる)」

ツン「(あはは、10歳居以上違うのにね。……なんでだろ)」

ツン「はい、ミルク」

幼女「ありがとーっ。えへへー」

幼女「おねーちゃんものむ?」

ツン「飲む飲む」

幼女「にひーっ!」


347 :ちぢれ:2010/03/29(月) 00:25:07.10 ID:2qRy4KHr0
幼女「ごちそーさま!」

ツン「うん。美味しかった?」

幼女「うんうん!」

ツン「よかった。……じゃあ、これからおねーさんと何しようか?」

幼女「なにするなにする!?」

ツン「そうだなぁ……」

ツン「うーん……」

幼女「かくれんぼ!!」

ツン「かくれんぼ?この家で?……う、うーん……」

幼女「だめー?」

ツン「ちょっと、危ないよ。別の遊びにしよう」

幼女「えーっ!?」

ツン「しりとりとかどうかな?」

幼女「うー、おねーちゃんがいーなら、いーけど」




351 :ちぢれ:2010/03/29(月) 00:34:39.02 ID:2qRy4KHr0
ツン「じゃあ、私からね」

ツン「しりとり、の『り』からね……。リス」

幼女「すー、すー、すー、……すいか!」

ツン「か……か、……かば」

幼女「ば、ば、ば……ば?………バッタ!!」

ツン「た……、たぬき」

幼女「……き!」

幼女「きりんさん!!」

ツン「……ありゃ」

幼女「きりん!!」

ツン「……どっちにしても、幼女ちゃんのまけー」

幼女「うぅぅぅ……、きりんさん……。もういっかい!!」

ツン「うんうん、じゃあ、もう一回ね」

ツン「(これは適度に負けてあげないとだめだなぁ……)」



353 :ちぢれ:2010/03/29(月) 00:41:19.84 ID:2qRy4KHr0
幼女「ら……ら……、ライオンさん!!」

ツン「……あはは」

幼女「ライオン!!」

ツン「(……可愛い)」

幼女「うぅ……、ぐすっ……」

ツン「ね、ねぇ幼女ちゃん。おねーちゃんと夜まで一緒に居られるんだけど」

ツン「夕飯、一緒にたべてく?」

幼女「いいの!?」

ツン「いいよ。……一緒に、つくる?」

幼女「つくるーっ!!」

ツン「幼女ちゃんは、何が好き?」

幼女「よーじょ、あかきりしまーがすき!!」

ツン「……あ、あかきり?」

幼女「うんっ!!」

ツン「(だめだ、何語をしゃべっているのか分からない)」



355 :ちぢれ:2010/03/29(月) 00:49:12.72 ID:2qRy4KHr0
幼女「あかきりしまーはねー。おかーさんが好きだったんだって!!」

ツン「お母さんが?……さっきの、お母さん達っていうのは……?」

幼女「おかーさんは、わたしのおかーさん」

幼女「おかーさんたちは……」

幼女「……」

幼女「おねーちゃんたちの、おかーさんたち」

ツン「じゃ、じゃ……本当のおか……」

幼女「……ん?」

ツン「う、ううん。なんでもない」

ツン「(たぶん、この娘……、お母さんを亡くしてる)」

ツン「(それで、お母さんたち……継母に、幼女ちゃんは育てられてるんだ)」

ツン「……」

幼女「……おねーちゃん、どしたの?」

ツン「ううん、なんでもないよ。夕飯のメニューどうしようか?」



360 :ちぢれ:2010/03/29(月) 00:57:57.25 ID:2qRy4KHr0
ツン「じゃあ、カレーにしようっ」

幼女「わーいっ!かれーっかれーっ!」

ツン「材料は冷蔵庫に全部あるから、あとは作るだけ」

ツン「じゃあ、私が野菜切るから、幼女ちゃんは鍋に切った野菜を入れていってね?」

幼女「わかったー!!」

 トントントン

ツン「~~♪」

 ポイッポイッ

幼女「おりょーり!おりょーり!!」

幼女「おねーちゃん、きるのじょーず!」

ツン「そお?……ふふっ、幼女ちゃんも、もう少し大きくなったら、練習するといいよ?」

幼女「よーじょも、おねーちゃんみたいに、りょーりうまくなれるかなー?」

ツン「すぐなれるよ。……なんなら、私が教えてあげる」

幼女「ほんと!?やったぁ!!」

361 :ちぢれ:2010/03/29(月) 01:04:45.84 ID:2qRy4KHr0
ツン「……よしっ、あとはしばらく煮込むだけ」

幼女「にこむだけーっ」

幼女「ねっ、ねっ。おなべ見たい!」

ツン「ん?……じゃあ、抱えてあげるね」

ツン「んしょ」

幼女「……わぁ」

幼女「ぐつぐついってる!!」

ツン「そうだね。幼女ちゃんと、私でがんばって作ったんだよ」

幼女「はやくたべたいーっ。おいしそー!!」

ツン「ね。きっと、おいしいよ。もうちょっとで出来上がるから、一緒にお話しながら待ってよっか?」

幼女「はーいっ」

幼女「たのしみたのしみぃ~♪」

362 :ちぢれ:2010/03/29(月) 01:11:24.87 ID:2qRy4KHr0
TV「まっかだなー まっかだなー」

幼女「まっかだなー♪」

ツン「(幼女ちゃん、6歳にしては、ちょっと幼い気がする)」

ツン「(それに、幼女ちゃんの『お父さん』と『お母さん達』……)」

ツン「(気になる……)」

ツン「(いったい、幼女ちゃんのお父さんは、何者なんだろ……?)」

ツン「ねぇ、幼女ちゃん」

幼女「んー?」

ツン「お父さんって、どんなお仕事してるのかな?」

幼女「しらなーい」

ツン「そ、そう……」

幼女「ほとんどいえにかえってこないし」

幼女「おとーさん、よーじょのこと、ほーっとくし」

幼女「きらい」

ツン「……」


364 :ちぢれ:2010/03/29(月) 01:18:19.58 ID:2qRy4KHr0
ツン「じゃ、じゃあ…」

ツン「お母さん達は、何人いるのかな?」

幼女「……さんにん」

ツン「じゃあ、幼女のお姉さん達は?」

幼女「おねーちゃんと、おにーちゃんと、おねーちゃんがいるよ!」

ツン「……ということは、やっぱり3人?」

幼女「ん」

ツン「(……な、なんたる複雑な家庭構成)」

ツン「(一夫多妻?)」

ツン「(隠し子!?)」

ツン「(なんなのよ!!さっきの幼女のお父さんとやらは!!)」

幼女「……よーじょ、おなかへったかも」

ツン「ほんと?……じゃあ、カレーの具合見てみるね」

ツン「(もし、幼女ちゃんが言ってる事が本当だとすれば……)」

ツン「(かわいそう……)」



370 :ちぢれ:2010/03/29(月) 01:23:12.04 ID:2qRy4KHr0
ツン「はい、どうぞ。めしあがれ」

幼女「ふぁあああああっ!!!」

ツン「幼女ちゃんが作ったんだからね。遠慮せずに、いっぱい食べてね!」

幼女「うんうんっ!」

幼女「いただきまーっすっ!!」

ツン「いただきます」

幼女「ぱくぱくっ…はふはふはふ」

ツン「ふふっ、そんなにあわてて食べなくてもいいのに」

幼女「ら、らっへ……んっ」ゴクン

幼女「おいしい!!!」

ツン「よかった」ニコッ

ツン「きっと、幼女ちゃんが手伝ってくれたお陰だね」

ツン「……でも、ゆっくり、よく噛んでたべるんだよ?咽につまっちゃうからね」

幼女「ふぁーいっ!」




376 :ちぢれ:2010/03/29(月) 01:30:14.21 ID:2qRy4KHr0
幼女「おいしい……おいしいーっ」

ツン「(すごい喜んでくれてる)」

ツン「(こんなんで、こんな顔してくれるなんて……、ふふっ、いい娘だなぁ)」

幼女「かれーって、こんなにおいしかったんだーっ!」

幼女「よーじょ、かれーすき!!」

ツン「そっかぁ」

ツン「じゃあ、あと何年かしたら、ちゃんと作り方教えてあげるね」

ツン「こんどは、幼女ちゃんが野菜切って」

ツン「私がお鍋に野菜入れるね」

幼女「うんうん!たのしみ!!」

幼女「えへへ~、しあーせ!」

幼女「わたし、ずっとおねーちゃんとくらしたい!!」

ツン「(……えっ…?)」



384 :ちぢれ:2010/03/29(月) 01:40:59.93 ID:2qRy4KHr0
幼女「だめかな……」

ツン「……」

幼女「……」

ツン「だ…」

幼女「う、ううん。なんでもない。えへへ、じょーだん」

幼女「……じょーだん」

ツン「……」

幼女「ほ、ほんとおいしいよ!」

幼女「よーじょ、おかわりしよーかなぁっ!」

ツン「……じゃあっ、わたしもお先に!」

幼女「あーっ!よーじょのぶん、のこしてね!!」

ツン「大丈夫。まだまだいっぱいあるよっ」



388 :ちぢれ:2010/03/29(月) 01:47:14.02 ID:2qRy4KHr0
幼女「ごちそうさまーっ」

ツン「ごちそうさま」

幼女「……おなかいっぱい」

幼女「ぽんぽんぽーんっ!」

ツン「ぽんぽんぽーん」

幼女「えへへー」

ツン「ふふふっ」

ツン「(……もう、8時)」

ツン「(たぶん、もうあの番号に電話しなければいけない時間だ)」

ツン「(でも……)」

幼女「ふぁ~ぁ」

ツン「おっきいあくびだ」

幼女「えへぇ~。ねむくなってきちゃったー」



393 :ちぢれ:2010/03/29(月) 01:51:45.84 ID:2qRy4KHr0
幼女「ねぇ、……おねーちゃん、いっしょにゴロン、しよ?」

ツン「……でも」

ツン「(もうすぐ、電話しなきゃ)」

幼女「ねぇ……」

幼女「おねがい」

ツン「……」

ツン「うん」

ツン「いいよ。……じゃあ、布団敷くね?」

幼女「やったあ」

ツン「……」


395 :ちぢれ:2010/03/29(月) 01:55:15.33 ID:2qRy4KHr0
ツン「はい、どーぞ」

幼女「えへへーっ……」ポフッ

幼女「んーっ」ゴロゴロ

ツン「……」

幼女「おねーちゃんもーっ」

ツン「うん……」ポフッ

幼女「……ねぇねぇ」

ツン「なぁに?」

幼女「ぎゅーっ、って、していい?」

ツン「……」

ツン「うん……いいよ」

幼女「んっーっ」ギュッ

ツン「……」ナデナデ

幼女「えーへへーっ」



399 :ちぢれ:2010/03/29(月) 01:59:54.45 ID:2qRy4KHr0
幼女「……んっ」ギュッ

幼女「……」スリスリ

ツン「ふふっ」

ツン「ちょっと、くすぐったい」

幼女「……おねーちゃん」

ツン「ん?」

幼女「おねーちゃんが、おかーさんだったらいーのに」

ツン「……」

幼女「……」

ツン「……こらっ」ポカッ

幼女「あいたっ」

ツン「幼女ちゃんを産んでくれたお母さんに失礼でしょ!?……本当のお母さんのこと、嫌いなの?」

幼女「……うぅん」

幼女「すき」

幼女「だいすき」


401 :ちぢれ:2010/03/29(月) 02:06:00.03 ID:2qRy4KHr0
ツン「……なら」

幼女「……」ギュッ

ツン「ん……」

幼女「あったかいおかーさんがほしいの」

ツン「……」

幼女「……」

幼女「ごめんなさい」

幼女「ごめんなさい、ごめんなさい」

幼女「よーじょ、……わるいこ……ごめんなさい」

幼女「おかーさん、……ごめんなさい」

ツン「……幼女ちゃん」

幼女「おねーちゃん……」ギュッ

幼女「ずっと、いっしょにいてよぉ……」

幼女「ずっと、ずっと……いっしょにぃ……」



405 :ちぢれ:2010/03/29(月) 02:13:12.19 ID:2qRy4KHr0
ツン「……友達なら」

幼女「え……」

ツン「今日ね、幼女ちゃんのお父さんに、幼女ちゃんと友達になって、っていわれたんだ」

ツン「だから、……お友達としてなら」

幼女「……うん」

ツン「いいかな?」

幼女「うんっ……うんっ」

幼女「いっしょに……ずっとずっと、いっしょにいてくれる?」

幼女「そばにいてくれる?」

ツン「うん」

ツン「……幼女ちゃんさえよければ」

幼女「うん……、いい」

幼女「うれしい」



410 :ちぢれ:2010/03/29(月) 02:18:54.14 ID:2qRy4KHr0
ツン「……ツン」

幼女「……?」

ツン「私の名前、ツンって言うの」

ツン「だから、これからは『ツン』って呼んで」

幼女「わかった!!」

幼女「……ツン」

ツン「うん」

幼女「ツン、……ツンっ」

ツン「うん。いるよ。……ちゃんと、いる」

幼女「ツンっ、……すき。……だいすき!」

幼女「……ツンっ!」ギュッ スリスリ

ツン「……」ナデナデ

ツン「(あぁ……この娘は、なんて寂しい生き物なんだろう)」

ツン「(この娘の力になってあげたい)」

ツン「(この娘に、めいっぱいの幸せを送ってあげたい……)」

411 :ちぢれ:2010/03/29(月) 02:22:57.04 ID:2qRy4KHr0
 Trrrrr Trrrrr

ツン「(……出ない)」

ツン「(……)」

 プチッ ツー ツー ツー

ツン「……」

幼女「……」スースー

ツン「(安らかな寝顔)」

ツン「(……守ってあげたい)」

ツン「(こんな気持ち、初めて)」

ツン「(ずっとずっと、素直になれなかった私)」

ツン「(いつも心の中で、わだかまりを抱えてた)」

ツン「(たまに頑張って素直になってみても、……私を振った男君みたいに、みんな信じてくれない)」

ツン「(……本当の私を)」



418 :ちぢれ:2010/03/29(月) 02:28:01.69 ID:2qRy4KHr0
ツン「(だけど……)」

ツン「(幼女ちゃんの前だと、不思議と素直になれる)」

ツン「(最初は、すごく虚しかったけど……気づいた)」

ツン「(幼女ちゃんと接している時の私が、自然体の私だ)」

ツン「(……すごく、気持ちが良い)」

ツン「(だから…)」

ツン「(この娘の……そ、ば……)」

ツン「(に……)」

ツン「……」スースー



れから後はスレストに遭ったので、秘書「陛下、世界を御統べなさいませ」に書きました。


987 名前:ちぢれ[sage] 投稿日:2010/04/01(木) 06:52:27.87 ID:sQQrLjKY0 [70/78]
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1269750702/l50
の続き。

 ババババババババッ

ツン「……んっ…」

ツン「あ、れ……?何、この音…」

ツン「……え!?窓の向こうに、……ヘリコプターッ!?」

 スーッ スタッ

兄「やぁ。夜遅くにもうしわけない」

ツン「(窓があるはずなのに……、窓をすり抜けて入ってきた……?)」

ツン「…う……、あ、あなたは……幼女ちゃんのお父さん…」

兄「待たせたね」

兄「幼女を迎えに来た」

ツン「……あっ…」

幼女「……」スースー

ツン「……」ジッ

988 名前:ちぢれ[sage] 投稿日:2010/04/01(木) 06:58:35.00 ID:sQQrLjKY0 [71/78]
兄「着信番号から、ツンさんの居る場所を特定させてもらったよ」

兄「……うん、幼女のこんな安らかな寝顔、はじめてみる。ありがとう」

ツン「……幼女を、どうするつもり?あなたは、何者なんですか?」

兄「隠すつもりは無かったんだけどね」

兄「だが、……話さない訳にはいかまい。キミは幼女に……私の娘に深入りしすぎた」

兄「私はね」

兄「兄帝国の『皇帝』だ」

ツン「……は?」

兄「信じ難いのも、分かる。だが、紛れも無く私は、キミの住んでいる国の元首だ」

兄「でなければ、こんな失礼な形でキミの部屋に上がりはしない」

ツン「……」

ツン「あはっ、……あはは。そういうこと?」

ツン「ってことは、あれだ、幼女は……皇女さまだ!」

兄「そのとおりだ」

ツン「……っ」

989 名前:ちぢれ[sage] 投稿日:2010/04/01(木) 07:04:40.76 ID:sQQrLjKY0 [72/78]
兄「幼女と、友達になってくれたかな?」

ツン「……友達」

ツン「なった。……いえ、友達にしていただきました、皇帝陛下!!」

兄「……」

ツン「なんだ、……そういう事だったんだ」

ツン「せっかく、……せっかく、本当の友達になれたとおもったのに」

ツン「だれよりも、幼女を近くに感じてたのに」

ツン「……あは、あははっ!……私なんかが手を触れることも許されないくらいのやんごとなき人だったなんて!」

ツン「笑っちゃうっ!……笑っちゃうよ!」

兄「そうか、友達になってくれたか」

ツン「だからなんだっていうんですか、陛下。……友達なんて、私ごときが……」

兄「キミの力が必要なんだ」

兄「……これからずっと、幼女の側に居る気はないか?」

ツン「……え?」

兄「幼女のために、命をかけるつもりはないか?」

990 名前:ちぢれ[sage] 投稿日:2010/04/01(木) 07:09:14.34 ID:sQQrLjKY0 [73/78]
ツン「どういう……」

兄「幼女はまだ、幼い」

兄「その上、まだ誰にも心を開いていない」

兄「でも、キミには違うようだ。…よかったら、幼女の側に居て、幼女を見守って欲しい」

兄「永遠に」

ツン「……」

兄「頼む」

ツン「え…?そ、そんな……皇帝、陛下。ど、土下座?…や、やめてくださいっ!!」

幼女「ん、……んぅ…なぁーに?」

幼女「ふぁぁぁっ…」

ツン「幼女……」

幼女「あー、おはよう、ツン」ニコッ

ツン「……おはよう、幼女」

兄「よく眠れたかい?幼女」

幼女「あっ……。……うぅ……」

991 名前:ちぢれ[sage] 投稿日:2010/04/01(木) 07:14:45.17 ID:sQQrLjKY0 [74/78]
兄「……この通りだ。どうも、年をとってからできた子でね。昔からそんなに相手をしてあげられなかったんだ」

兄「可愛そうな事をしているとおもう」

ツン「……もし」

ツン「もし、私だけが、幼女を守れるのだとしたら」

ツン「私は……」

幼女「……ツン」ギュッ

兄「……今まで、数え切れない人が、幼女と接したが」

兄「誰一人、『友達』にすらなれなかった」

ツン「……え」

兄「……できれば、命令はしたくない」

兄「どうか、受けてもらいたい。私の願い……そしてこれは、幼女の願いでもあるはずだ」

ツン「……」

幼女「な、に……?なにを、いってるの?」

幼女「ねぇ、ツン。おとーさんと、なにはなしてるの?」

ツン「……幼女」

992 名前:ちぢれ[sage] 投稿日:2010/04/01(木) 07:21:11.77 ID:sQQrLjKY0 [75/78]
ツン「……ねぇ、幼女。私と、ずーっとずっと一緒にいたいって、言ってくれたね?」

ツン「あれは本当?」

幼女「ほんとーだよぉ……。ツン、いなくなっちゃうの……?」

幼女「そんなの、やだぁぁ……」

ツン「……」

幼女「ずっといて!!いてよおおおっ!!ツンといっしょがいい!!」

幼女「ずっと、ずっといっしょ!!いっしょおおおっ!!!」

ツン「……うん、わかった」ギュッ

幼女「…っ、ふぁ……」

ツン「私、決めました」

ツン「……幼女と、ずっと一緒にいます」

兄「よく、言ってくれた。では、兄帝国皇帝として、……そして、幼女の親として、お願いをする」

兄「幼女を、頼む」

ツン「……はい」

ツン「私は、幼女を、一生かけて、愛し、守り、支え、そして、いかなる時も、幼女の傍らに居ることを、誓います」

993 名前:ちぢれ[sage] 投稿日:2010/04/01(木) 07:27:13.13 ID:sQQrLjKY0 [76/78]
ツン「(それから、私の激動の人生がまっていた)」

ツン「(痛いことも、苦しいことも、何もかも味わった)」

ツン「(……でも)」

幼女「ツン~~、おにーちゃんとねー、さっきねー、……えへへーっ」

ツン「よかったですね。幸せそうですよ」

幼女「ふふ~、わかる~?」

ツン「はい。……幼女さまの幸せは、私の幸せですから」

幼女「にひ~。おにーちゃんもすきだけどー、ツンもねー、おなじくらいすきー」

ツン「ふふっ、それでは陛下に悪いですわ」

幼女「いいんだよーっ。だってー、ツンは」

幼女「よーじょのはじめての『おともだち』だもん!!」


ツン「(あぁ……幸せだな)」

ツン「(ずっと、この幸せが、続くといいな)」

ツン「(どうか、この先も、ずっと、ずっと、幼女と居られますように)」

 FIN


テーマ:2ちゃんねる - ジャンル:サブカル

  1. 2010/04/03(土) 00:41:21|
  2. SS
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